デザインノート Premium『デザインと配色』

デザインにおいて色使いは視覚的な魅力だけでなく、ブランドの認識や価値をかたちづくる重要なファクターだ。最適な配色を選択することで、表現の深さや説得力が格段に上がる。特にWebやスマホのインターフェイス(UI、UX)において、ユーザー体験やブランド認知にも大きな影響を与える。また、色づかいは、視認性とも大きな関係があり、広告やブランドロゴ、Webサイトにおいて統一感を持たせるなど、配色には十分な計画と配慮が必要となる。今号の特集では、従来のグラフィックデザインはもちろん、デジタルインターフェイスまで、トップクリエイターの色づかいのテクニックを紹介していく。

■CONTENTS
生活空間の中で「色」を捉え、
一貫したブランドイメージを構築する
佐藤可士和(SAMURAI)

頭に描くカラーパレットを具現化するために、
多彩なプロフェッショナルとともに創り上げる
吉田ユニ

「偶然性のある配色」を楽しみながら、
デジタルと感性の間でバランスを探る
木村浩康(Rhizomatiks / Flowplateaux)

光の反射や手触りまで含めた色の見え方を
どこまで想像できるかが大切
内田喜基(cosmos)

ものごとのつながりを考えて、
その関係性の中に色のあり様を探る
三澤 遥(NIPPON DESIGN CENTER / Misawa Design Institute)

理性と感性を行き来し、
情報と情感を届ける色のデザイン
矢後直規(SIX)

色彩のルールをハックし、
独自の色彩世界を構築する
佐々木 俊(AYOND)

色は、コンテンツを素早く正確に
伝えるための「機能」
枌谷 力(baigie)

夏の美術学校特集2025

Professional CREATORS GALLERY
クリエイターズ・バリュー クリエイター37組の仕事

Creator in the Spotlight
伊藤 岳(ANREAL STUDIO)
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